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【Photoshop】 プロンプトの制御テクニック:不要な要素を排除する試行錯誤

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Photoshop

プロンプトの制御テクニック:不要な要素を排除する試行錯誤

生成AIを活用してシームレスな木製テクスチャを作成する際意図しない要素(例:ドアノブや金具)が出現してしまうことがあります。本記事では、それを防ぐためのプロンプト修正の過程を紹介します。

初回プロンプト

最初に試したプロンプトは以下の通りです:

A seamless, tileable aged wooden door texture, peeling paint, slightly warped planks, small cracks and scratches, faded and chipped surface, realistic imperfections, no visible seams, high detail, photorealistic, PBR material, soft natural lighting.

今回は、Blenderに使用する目的で古びた木製ドアのテクスチャを表現しようとしました。しかし、「door」という単語が入っているため、ドアノブや金具が自動で生成されてしまうことがありました。

2回目のプロンプト

そこで、不要な要素が生成されないようにするために、明示的に除外ワードを追加しました:

A seamless, tileable aged wooden door texture, peeling paint, slightly warped planks, small cracks and scratches, faded and chipped surface, realistic imperfections, no visible seams, high detail, photorealistic, PBR material, soft natural lighting, no hardware, no door handles, no metal parts, only wooden planks.

「no hardware, no door handles, no metal parts」といったフレーズを加えたことで、金具を排除する意図を明確にしました。しかし、かえってドアノブが出現しやすくなるという逆効果が発生しました。これは「door」という単語が依然としてAIの解釈に影響を与えていたためと考えられます。

3回目のプロンプト

そこで、そもそも「door」という単語を使わず、より汎用的な「木製の板のテクスチャ」として表現することにしました:

A seamless, tileable aged wooden plank texture, peeling paint, slightly warped planks, small cracks and scratches, faded and chipped surface, realistic imperfections, no visible seams, high detail, photorealistic, PBR material, soft natural lighting. No door, no handles, no hinges, no metal parts, only wooden surface.

「door」を削除し、「wooden plank texture」に変更することで、ドアノブが出る確率が大幅に減少しました。また、「No door, no handles, no hinges, no metal parts, only wooden surface」とすることで、ドアではなく単なる木の板のテクスチャをAIが認識しやすくなりました。しかし、このプロンプトではペンキの剥がれた質感が弱くなってしまいました。

4回目のプロンプト

そこで、ペンキの剥がれをより強調するために、以下のように調整しました:

A seamless, tileable aged wooden plank texture, peeling paint, slightly warped planks, small cracks and scratches, heavily faded and chipped surface, realistic imperfections, no visible seams, high detail, photorealistic, PBR material, soft natural lighting. No door, no handles, no hinges, no metal parts, only wooden surface.

「heavily faded and chipped surface」とすることで、ペンキが大きく剥がれた状態を明確にしました。この修正により、求めていたリアルな古びた木の板の質感が戻りました。

まとめ

今回の試行錯誤から、生成AIに意図した結果を出させるためには、以下のポイントが重要であることがわかりました:

  • 意図しない要素を排除するには、単に「no ○○」とするだけでなく、そもそも関連する単語を使わない工夫が必要。
  • 「door」という単語があると、AIがドアノブや金具を自動補完しやすい。単に「no handles」としても、完全には排除できないことがある。
  • 「wooden plank texture」とすることで、よりシンプルな木のテクスチャとして認識されやすくなり、不要な要素が出現しにくくなる。
  • 質感の微調整には、具体的な状態を表す表現(例:「heavily faded and chipped surface」)を加えることが重要。AIは細かい質感を明確に指示することで、より意図に沿った結果を生成しやすくなる。
  • 否定表現(「no ○○」)だけでは不十分な場合が多く、ポジティブな表現を使って意図を伝えることが有効。

生成AIを活用する際には、不要な要素を適切に排除しながら、求める質感を細かく調整することが鍵となります。今後もプロンプトのチューニングを続けながら、最適な生成結果を目指していきたいと思います。

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