Blenderで3Dモデリングを行う際、UV球(UV Sphere)を作成することがよくありますが、デフォルトのUV球は面が目立ちがちです。今回は、スムーズシェイドと自動スムーズシェイドを使ってUV球を滑らかにする方法を解説します。このテクニックを使えば、より美しい3Dオブジェクトを作成できます。
ステップ1: UV球を作成する
1. Blenderを開く
Blenderを起動し、新しいプロジェクトを開始します。
2. UV球の追加
画面上部の「Add」メニューから「Mesh」を選択し、「UV Sphere」をクリックします。これでシーンにUV球が追加されます。
ステップ2: スムーズシェイドを適用する
1. オブジェクトを選択する
作成したUV球を選択します。
2. スムーズシェイドの適用
右クリックして表示されるメニューから「Shade Smooth」を選択します。これにより、UV球の面が滑らかになります。
ステップ3: 自動スムーズシェイドの使用
自動スムーズシェイドを使うと、特定の角度を基準にして滑らかさをコントロールできます。
1. オブジェクトを選択する
UV球を選択した状態で、右側のプロパティパネルに移動します。
2. オブジェクトデータの設定
オブジェクトデータプロパティ(緑の三角形のアイコン)をクリックします。
3. 自動スムーズの有効化
「Normals」セクションにある「Auto Smooth」チェックボックスをオンにします。これで、特定の角度(デフォルトでは30度)より急な面が自動的にスムーズになります。
4. 角度の調整
「Angle」スライダーを調整することで、滑らかさの範囲を設定できます。角度を大きくすると、より急な面がスムーズに処理されます。
ステップ4: 最後の調整
1. 見た目を確認する
シーンを確認し、UV球がスムーズになったことを確認します。必要に応じて、マテリアルを追加してさらに美しい仕上がりにしましょう。
2. レンダリング
画面上部の「Render」メニューから「Render Image」を選択して、最終的な画像を生成します。
まとめ
これで、Blenderで作成したUV球をスムーズシェイドと自動スムーズシェイドを使って滑らかにする方法が完了しました。これらのテクニックを使えば、3Dオブジェクトをより美しく仕上げることができます。