Blenderのリンク複製を活用するシーン7例
Blenderの「リンク複製(Linked Duplicate / Alt + D)」は、オブジェクトのデータ(メッシュやマテリアル)を共有しながら複製できる機能です。これを活用すると、シーンの軽量化や編集の効率化が可能になります。
この記事では、リンク複製を活用できるシーンを7つ紹介します。
1. 都市や街並みのモデリング
例: ビル、街灯、ベンチ、看板、ゴミ箱などの繰り返し配置
- ビル群を作る際に同じ建物を複数配置する場合に便利
- ビルのデザインを変更すると、すべての複製に適用される
- メリット: データ量削減&一括編集可能
2. 森や草原などの自然環境の作成
例: 木、岩、草、花などのランダム配置
- リンク複製を使い、スケールや回転を個別に調整
- ディスプレイスメントモディファイアで個々に変化を加えることも可能
- メリット: シーンを軽くしつつ自然なバリエーションを作れる
3. 建築の内装(家具・照明など)
例: テーブル、椅子、照明、窓枠、ドアなどの繰り返し配置
- オフィスビルの中に同じデザインのデスクや椅子を大量配置
- デザインを変更すると、全ての複製にも適用される
- メリット: 変更が容易&メモリ消費を抑えられる
4. 工場やSF系のセットデザイン
例: パイプ、配線、機械部品、通気ダクトなどの繰り返し配置
- 工場や宇宙船の内部で、同じ形状のパイプや配線が多数必要になる
- メリット: 統一感を保ちつつ、デザイン変更が簡単
5. キャラクターのアクセサリーや装備品
例: 兵士のヘルメット、アーマー、装飾品、ユニフォームのパーツなど
- 兵士キャラクターが何十人も登場するシーンで、装備品をリンク複製して管理
- ヘルメットのデザインを変更すると全キャラクターに反映
- メリット: 統一感のあるデザインを保ちつつ、変更が簡単
6. モジュール式のゲームアセット制作
例: ダンジョン、城、近未来の建物のパーツ(壁、床、柱、天井など)
- 壁や柱などをモジュール化して繰り返し配置
- 壁のデザインを後から変更すると、すべての部屋に自動適用
- メリット: 一貫性のあるデザインを維持しやすい
7. アニメーションのシーン管理
例: 群衆、車の行列、電車の車両などの大量配置
- 群衆アニメーションで同じキャラクターをリンク複製して管理
- 電車の車両など、同じモデルが連結されるシーンで活用
- メリット: データの軽量化&編集の手間を削減
まとめ
リンク複製は、大量の同じオブジェクトが必要な場面で特に有効です。
- 背景デザイン: 街、自然、工場、SFセット
- ゲームアセット: 壁、床、天井などのモジュール
- キャラクター: 装備品、アクセサリー、群衆キャラ
- アニメーション: 車列、電車、飛行機の隊列
これを活用すれば、シーンの軽量化・統一感の確保・作業効率の向上が可能になります。
リンク複製のやり方や通常の複製との違いについてはこちらの記事をご覧ください。
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